現代外国人名録2016 の解説
クリスティアン ティーレマン
Christian Thielemann
- 職業・肩書
- 指揮者 ドレスデン州立歌劇場音楽総監督,ザクセン州立歌劇場音楽総監督
- 国籍
- ドイツ
- 生年月日
- 1959年4月1日
- 出生地
- 西ドイツ・ベルリン(ドイツ)
- 経歴
- ベルリンで指揮、作曲、ヴィオラを学ぶ。大学入学資格を取得後、1979年よりベルリン・ドイツ・オペラ(DOB)で修業を始め、カラヤン、バレンボイムのもとでアシスタントを務めるなど、オペラの指揮者になるための修業を続けた。’85年デュッセルドルフのライン・ドイツ・オペラ第一指揮者となり、’88年にはニュルンベルク州立歌劇場の音楽総監督に史上最年少で就任。’91年「ローエングリン」を指揮してDOBに、’93年「ばらの騎士」でメトロポリタン歌劇場デビュー。’97年DOB音楽総監督。2000年「ニュルンベルクのマイスタージンガー」でバイロイト音楽祭にデビュー、以来同音楽祭の常連となる。2004年ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団音楽総監督に就任するが辞任。2012年からドレスデン州立歌劇場音楽総監督、並びにザクセン州立歌劇場音楽総監督。2015年バイロイト音楽祭監督に就任。ワーグナーやR.シュトラウスなどドイツのロマン派を得意とする。公演で度々来日し、2003年のウィーン・フィル来日公演ではサバリッシュの代役を務めて好評を博した。2007年ミュンヘン・フィルを率いて来日公演。2008年から2年がかりでウィーン・フィルと「ベートーヴェン・ツィクルス」を演奏した。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報