クリノカルコメナイト

最新 地学事典 「クリノカルコメナイト」の解説

クリノカルコメナイト

clinochalkcomenite

化学組成CuSeO3・2H2Oの鉱物。カルコメン石(chalcomenite)と多形(二形)。単斜晶系,空間群P21/n, 格子定数a0.8177nm, b0.8611, c0.6290, β97.27°, 単位格子中4分子含む。青緑,透明,ガラス状光沢。c軸にのびた柱状晶(長さ0.2~0.6mm)。劈開{110}完全,脆弱。硬度2,比重3.28。屈折率α1.675, β1.723, γ1.765, 二軸性負,2V78°。原産地は中国甘粛省。デボン紀のスレートの角礫岩脈の中にカルコメン石・バナジン銅鉱・ウマンゴ鉱などとともに産出する。名称は含水セレン銅鉱の単斜晶系の多形から。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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