ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クリビーイリーフ」の意味・わかりやすい解説
クリビーイリーフ
Kryvyy Rih
市域は鉱床に沿って帯状をなし,郊外を含めると 29km以上に及ぶ。高品位の赤鉄鉱鉱石は深部鉱床を除き掘りつくされたが,鉄含有量のより少ない鉄鉱石は依然残っており,熱風炉や高炉が建設されている。1969年にクリビーイリーフに吸収合併されたチェルニーにはウラン鉱山がある。コークスや機械,掘削用ダイヤモンドドリル,セメント,食品の製造および木材加工などの産業が発達している。ドニプロ川のカホウカ人造湖から運河を通じて水が供給される。教育大学や鉱業の研究機関がある。人口 69万6667(2005推計)。
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