クレミュー(その他表記)Crémieux, Benjamin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クレミュー」の意味・わかりやすい解説

クレミュー
Crémieux, Benjamin

[生]1888.12.1. ナルボンヌ
[没]1944.4. ブーヘンワルト
フランスの批評家フィレンツェのフランス協会で長年事務長をつとめるかたわら,ピランデッロの作品をフランスに翻訳紹介。帰国後は『NRF誌上で精力的に活躍。高い道徳的見地からいわゆる「新ユマニスム」を提唱した。同時代の作家たちを扱った評論集『20世紀』 XXe siècle (1924) ,第1次世界大戦後の文芸思潮を論じた『不安と再建』 Inquiétude et Reconstruction (31) などのほか,小説『クラスの首席』 Premier de la classe (21) がある。レジスタンスに参加,強制収容所で死んだ。

クレミュー
Crémieux, (Isaac-Moïse-) Adolphe

[生]1796.4.30. ニーム
[没]1880.2.10. パリ
フランスの法学者,急進共和派政治家。 1870年国防政府法相

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