クロニコン・パスカーレ(その他表記)Chronicon Paschale

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クロニコン・パスカーレ」の意味・わかりやすい解説

クロニコン・パスカーレ
Chronicon Paschale

631~641年に書かれたビザンチン中期の年代記。無名の聖職者により書かれ,序論に復活祭についての考察があるところから『復活祭年代記』と命名された。天地創造から 628年までを扱い,カエサレアのエウセビオスの『年代記』と並び称せられる。これはビザンチン暦 (5507年3月 21日を第1日目とする) を初めて使用している点が特色で,内容的には類書の抜粋が多く,独立した資料価値があるのは7世紀のみである。

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