ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クーチュール」の意味・わかりやすい解説
クーチュール
Couture, Thomas
[没]1879.3.30. ビリエルルベル
フランスの歴史画,肖像画家。初め A.グロの弟子となったが,師の死後 P.ドラローシュのアトリエに学んだ。大胆な色彩の対比と自由な筆致で歴史画,風俗画を描き,第2帝政時代の代表的な画家。印象派のマネ,P.シャバンヌ,H.F.ラ・トゥールは彼の弟子。代表作『退廃のローマ人』 (1847,オルセー美術館) ,『ローマの祭り』 (ロンドン,ウォレス・コレクション) 。
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