法則の辞典 「クーパーミニマム」の解説 クーパーミニマム【Cooper minimum】 原子や分子などの光電離による連続吸収断面積が,ある特定の波長で示す極小値.これは束縛状態(最初の状態)から解離状態(最終状態)への遷移確率が,それらの状態を示す波動関数の節の存在のために,ある特定の最終状態に対応したときにゼロとなるのが原因とされる. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報