ぐい松(読み)グイマツ

デジタル大辞泉 「ぐい松」の意味・読み・例文・類語

ぐい‐まつ【ぐい松】

カラマツ変種。葉はカラマツに似るが短く、球果も小さい。南千島サハリン東シベリアなどに自生。材は建材などに、樹皮クラフト紙などの原料にする。色丹しこたん松。樺太からふと松。

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精選版 日本国語大辞典 「ぐい松」の意味・読み・例文・類語

グイ‐まつ【グイ松】

  1. 〘 名詞 〙 ( グイは[アイヌ語] kuy 「茎」の意 ) マツ科の落葉高木。サハリン(樺太)、南千島、東シベリアなどに自生し、北海道に植えられている。カラマツによく似ているが、葉は短く、一年目の枝には短毛があり、球果が小さいなどの点で異なる。材は器具・建築用。樹皮は紙の原料。しこたんまつ。

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