日本大百科全書(ニッポニカ) 「グレドス山脈」の意味・わかりやすい解説 グレドス山脈ぐれどすさんみゃくSierra de Gredos スペイン中央部にある山脈。グアダラマ山脈の西側に連なり、アラゴン河谷を挟んで北西を雁行(がんこう)するガータ山脈とともに、中央山系の西部をなす。2000メートル以上の高峰が連なり、最高峰はアルマンソール山(2592メートル)。南側はタホ川支流のティエタル河谷に急傾斜で接する。氷期の氷食地形がみられ、大西洋から湿った空気がぶつかるため積雪量が多い。南斜面は森林となっている。[田辺 裕・滝沢由美子] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「グレドス山脈」の意味・わかりやすい解説 グレドス山脈グレドスさんみゃくSierra de Gredos スペイン中部カスティリア地方を2分し,グアダラマ山脈の南西に続く山脈。中央山系に属する。最高峰はアルマンソル (2592m) 。マドリードの西方にあたり,スキー場もある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報