グレートフォールズ(読み)ぐれーとふぉーるず(英語表記)Great Falls

デジタル大辞泉 「グレートフォールズ」の意味・読み・例文・類語

グレート‐フォールズ(Great Falls)

米国モンタナ州中北部の都市ミズーリ川サン川合流点に位置する。農業鉱業が盛ん。名称由来となった滝や世界有数の湧出量を誇る泉で知られる、ジャイアントスプリングス州立公園などがある。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「グレートフォールズ」の意味・わかりやすい解説

グレート・フォールズ
ぐれーとふぉーるず
Great Falls

アメリカ合衆国、モンタナ州中北部の商工業都市。人口5万6690(2000)。ミズーリ川とサン川の合流地点に位置する、同州北部地域の経済の中心地である。銅、亜鉛などの精錬所が多く、農業地帯に位置するところから、製粉、食肉包装業なども盛んである。また豊富な水力を利用した電源開発の中核地であり「電気の町」の異名をとる。付近のジャイアント・スプリングズには魚の孵卵(ふらん)所があり、ピクニックも楽しめる。グレート・フォールズ大学の所在地。

[作野和世]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「グレートフォールズ」の意味・わかりやすい解説

グレートフォールズ
Great Falls

アメリカ合衆国,モンタナ州中西部の都市。ミズーリ川沿いの標高 1015mの地にある。 1883年建設,87年にはグレートノーザン鉄道が開通した。広大なコムギ地帯,放牧地域を背景にもち,製造業,商業金融などの中心地。銅,亜鉛の精錬所,発電所,製粉工場などもある。付近には地名起源となった数個の滝や世界最大の泉の一つであるジャイアントスプリングズ,ミサイル基地がある。人口5万 5097 (1990) 。

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