グローカル企業(読み)グローカルきぎょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「グローカル企業」の意味・わかりやすい解説

グローカル企業
グローカルきぎょう

日経ビジネス」誌 (1988年9月 26日号) が独自の解釈で作った造語。日本企業が海外進出する場合の基本理念として,単なるグローバル (世界) 化だけでなく,進出先の現地企業化 (ローカル化) も必要だとする考え方である。経済国際化進展で,海外戦略が企業にとって死活問題とされているが,その場合,日本に本社をおいて世界企業化するには限界があり,進出先で本社制をとるなど,国際地域性をもたせた世界戦略が必要になってきている。そうした考え方を企業のグローカル戦略,またそれを実施している企業をグローカル企業という。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む