グロースグロックナー

百科事典マイペディア 「グロースグロックナー」の意味・わかりやすい解説

グロースグロックナー[山]【グロースグロックナー】

単にグロックナーとも。オーストリアの最高峰,東チロルとザルツブルク州の境をなすホーエ・タウエルン山脈主峰。標高3798m。北斜面に東アルプス最大の氷河パステルツェ(長さ約9km)がある。
→関連項目オーストリアチロルホーエ・タウエルン[山脈]

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界の観光地名がわかる事典 「グロースグロックナー」の解説

グロースグロックナー【グロースグロックナー】
Grossglockner

オーストリア東部の東チロル地方にある、同国最高峰の山(標高3798m)。ザルツブルク州、ケルンテン州、チロル州にまたがる、3500~3600m級の山々が連なる一角(ホーエタウエルン山群)にあり、ホーエタウエルン国立公園になっている。観光の基点は、グロースグロックナー南東麓の村ハイリゲンブルート(Heiligenblut)で、同山を背景にした風景から、オーストリア一番の美しい村と形容される。また、グロースグロックナー山岳道路を利用すれば、同山の中腹まで車で行くことができ、標高2369mのフランツ・ヨーゼフスヘーエ展望台からは、グロースグロックナー氷河を間近に眺められる。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

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