けいどう

精選版 日本国語大辞典 「けいどう」の意味・読み・例文・類語

けい‐どう

  1. 〘 名詞 〙
  2. 江戸時代に、私娼窟(ししょうくつ)賭場に対して行なわれた、町奉行所による不意の手入れ。風紀取締りと公娼の保護のためにとられた処置。捕えられた私娼刑罰として吉原の遊里に送られた。臨検。けいど。
    1. [初出の実例]「けいどうは蟻の穴から隠し町」(出典:雑俳・雲鼓評万句合‐寛延元(1748))
  3. 邪魔が入ること。さまたげ。けいど。
    1. [初出の実例]「初がつほを奢らんと一盃しかけたるところへ、近所から、〈略〉呼にくる。『なむさん、けいどう。コリャ六助、此まま置てゆくぞ、気をつけよ』」(出典:咄本・聞上手(1773)初がつほ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む