ケシアルカロイド

化学辞典 第2版 「ケシアルカロイド」の解説

ケシアルカロイド
ケシアルカロイド
opium alkaloid

アヘンアルカロイドともいう.ケシPapaver somniferumの未熟な果実きずをつけて得られる乳液を乾燥させたものをアヘンとよび,これに含まれるアルカロイド総称モルヒネ(含量9~14%),コデインテバインパパベリンナルコチンなど,約40種類のアルカロイドが含まれる.ケシアルカロイドには,麻酔鎮痛催眠などの作用がある.連用により耽溺(たんでき)や禁断症状を引き起こすため,麻薬として使用が制限されている.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む