普及版 字通 の解説
13画
(異体字)
20画
[字訓] わすれぐさ・かや
[説文解字]
[字形] 形声
声符は宣(せん)。宣に喧(けん)の声がある。〔説文〕一下にを正字とし、(憲)(けん)声。「人をして憂ひをれしむるの艸なり」とあり、また草(けんそう)ともいう。婦人の居室の庭に植えるので、母を堂という。また屋根をくのに用いる。
[訓義]
1. わすれぐさ、かんぞう。
2. 国語。かや・ちがや・すすき・すげなど、屋根をく草をいう。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 カヤ 〔立〕 カヤ・ワスレグサ
[語系]
()・xiuanは同声。はまたに作り、わすれ草をいう。
[熟語]
▶・室▶・親▶・▶・草▶・椿▶・堂▶
[下接語]
紫・樹・芳
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報