ケンブリッジシャー県(読み)ケンブリッジシャー(その他表記)Cambridgeshire

翻訳|Cambridgeshire

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ケンブリッジシャー県」の意味・わかりやすい解説

ケンブリッジシャー〔県〕
ケンブリッジシャー
Cambridgeshire

イギリスイングランド中東部の県。県都ケンブリッジ。1965年にそれまでのケンブリッジシャー県とアイルオブイーリー県が合併してケンブリッジシャー・アイルオブイーリー県となり,1974年の自治体再編でハンティンドン・ピーターバラ県と合併して成立。1998年にはピーターバラが単一自治体(ユニタリー unitary authority)となって分離した。フェン地方と呼ばれる広大な低地の中心部を占め,西と南に向かってわずかに標高を高める。ウーズ川,ニーン川などが流れる。フェン地方はかつては湿地帯で,すでにローマ時代には排水工事が行なわれていた。中世にはおもに修道院が排水を試み,各地に集落がつくられた。17世紀半ば以降本格的な排水事業が始まってから,農業地帯として発展。主産業は農業で,コムギを中心に,オオムギカラスムギ飼料作物カラシナなどが栽培される。テンサイも重要な作物で,イーリーに製糖工場がある。工業部門では農産物加工のほか,各種軽工業が行なわれる。13世紀にケンブリッジ大学が設立されてから学問の中心地となった。面積 3046km2。人口 58万8900(2005推計)。

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