ゲオルギディミトロフ(その他表記)Georgi Mihailov Dimitrov

20世紀西洋人名事典 「ゲオルギディミトロフ」の解説

ゲオルギ ディミトロフ
Georgi Mihailov Dimitrov


1882 - 1949.7.2
ブルガリアの政治家,革命家,共産党指導者。
元・ブルガリア首相。
ペルニク県生まれ。
貧しい職人の家に生まれ、12歳で植字工となる。ブルガリア社会民主党に入党したが、同党が分裂後には共産党に属した。第一次大戦前後にはバルカン社会主義連邦の会議でも活躍し反戦運動を行っていた。’23年9月にブルガリアの労働者反ファシズム蜂起を指導し失敗し、ソ連亡命。活動を続けていたが、’33年ナチスの仕組んだドイツ国会議事堂放火事件で逮捕されたが冤罪のためナチスを糾弾し、’34年に無罪釈放された。再びソ連に赴き、’35年「反ファシズムと人民戦線」を発表した。第二次大戦が起こると、ブルガリアの祖国戦線の結成を提唱し、’45年に帰国し、翌年首相となり社会主義化や土地改革を推し進めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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