20世紀西洋人名事典 「ゲルトフレーベ」の解説
ゲルト フレーベ
Gert Fröbe
1912.2.5.(1913.2.22.,1912.12.25.説あり) -
俳優。
プラニッツ(ドイツ)生まれ。
ヴァイオリニスト、舞台美術家を経て、俳優となりフランクフルト劇場、ウィーンのブルク劇場等に出演。第二次大戦では最前線で敵味方の区別なく看護にあたる。復員後、街頭でヴァイオリンを弾いて活動を再開。’48年ドイツ分割後初の西ドイツ映画「ベルリン物語」でデビュー。その後ずんぐりした体格、細い目、薄茶色の髪の独特の風貌を活かし、「大勝利」(’60年)、「怪人マブゼ博士」シリーズ等に出演。’62年の「史上最大の作戦」で国際スターとなり、「素晴らしきヒコーキ野郎」(’65年)、「チキチキ・バンバン」(’68年)、「華麗なる相続人」(’79年)等に出演。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報