宇宙ステーション補給機(H-II Transfer Vehicle、略称・HTV)の愛称。国際宇宙ステーション(ISS)へ各種装置や衣料・食糧などを輸送する日本の無人宇宙補給機で、高さ9.6メートル、直径4.4メートル、最大積載容量6トン。1995年より同機の開発が始められ、2009年9月11日、技術実証機「HTV1」がH-IIBロケットに搭載され打ち上げられた。「こうのとり2号機」は11年1月22日に、「こうのとり3号機」は12年7月21日に種子島宇宙センターで打ち上げられ、いずれも補給任務に成功した。以降も年に1回ほどISSへの補給を行う予定で、13年6月には「こうのとり4号機」が報道公開された。