コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ジャイミニ ジャイミニJaimini

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ジャイミニ
Jaimini

[生]前200
[没]前100頃
インドの哲学者。ベーダ聖典に規定されている祭祀儀礼の実行の意義を哲学的に研究して統一解釈を与えたミーマーンサー学派の確立者。『ミーマーンサー・スートラ』を著わしたとされる。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

百科事典マイペディアの解説

ジャイミニ

古代インドの哲学者。六派哲学の一つであるミーマーンサー学派の開祖にして,その根本教典《ミーマーンサー・スートラ》の著者とされる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて | 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ジャイミニ【Jaimini】

前200ころ‐前100ころ
古代インドの学匠。ベーダ聖典の祭事部に関する体系的な解釈学を旨とするミーマーンサー学派の開祖と見なされ,この学派の根本経典《ミーマーンサー・スートラMīmāṃsā‐sūtra》の作者であると伝えられているが,それが現在見られるようなかたちに整えられたのは後100年ころと考えられる。この経典は,ジャイミニの名を冠せられて《ジャイミニ・スートラJaimini‐sūtra》,あるいは,12章より成っているので《十二章篇》とも称せられる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ジャイミニ
じゃいみに
Jaimini
(前200―前100ころ)

インド六派哲学の一つ、ミーマーンサー学派の確立者。『ミーマーンサー・スートラ』の著者とされる。『サーマ・ベーダ』の系統の学者であったことが知られるほか、その人物像についての詳細は不明。ダルマ(宗教的義務)すなわち祭祀(さいし)の方法と意義に関する統一的解釈の体系であるミーマーンサー学を確立したほか、ウパニシャッドに通暁し、ベーダーンタ哲学についての権威でもあったと伝えられる。[倉田治夫]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について | 情報 凡例

世界大百科事典内のジャイミニの言及

【ミーマーンサー学派】より

…このブラフマ・ミーマーンサー(後ミーマーンサー)の伝統を継承したのがベーダーンタ学派で,前ミーマーンサーの伝統を継承したのがミーマーンサー学派であり,両学派は互いに補助しあいながら,正統バラモン教哲学学派の中核を形成した。 ミーマーンサー学派の開祖はジャイミニ(前200ころ‐前100ころ)であるとされる。また,ジャイミニはこの学派の根本経典《ミーマーンサー・スートラ》(別名《ジャイミニ・スートラ》)の作者と伝えられているが,この経典が現存の形に編纂されたのは実際には後100年ころである。…

【六派哲学】より

…その基本姿勢は,ベーダ文献は人間あるいは神が造った人為的なものではなく,永遠の過去から世界に存在しているもので,聖仙が神秘的な力によって感得したものであり,またベーダ聖典は絶対で,矛盾したことば,重複した無用のことばはまったくないとする点にある。100年ころに編纂された《ミーマーンサー・スートラ》(ジャイミニ作と伝えられる)が根本経典。(2)ベーダーンタ学派の哲学 この学派はミーマーンサー学派と同根の姉妹学派で,ベーダ文献の知識部(とくにウパニシャッド)の解釈を旨とする。…

※「ジャイミニ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

ジャイミニの関連キーワードケーナ・ウパニシャッドシャバラスバーミンバーダラーヤナブラーフマナクマーリラ

今日のキーワード

俳句甲子園

1998年から松山市で開かれる全国高等学校俳句選手権大会。高校生が5人1組で句の優劣をディベートで競い合う。チームでの勝敗とは別に、個人の最優秀句も選ぶ。今年は過去最多の41都道府県から121校、15...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android