コジャエリ地震(読み)コジャエリじしん(その他表記)Kocaeli earthquake of 1999

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コジャエリ地震」の意味・わかりやすい解説

コジャエリ地震
コジャエリじしん
Kocaeli earthquake of 1999

1999年8月17日トルコ北西部のイズミット周辺を襲った大地震。イズミット地震,ギョルジュク地震ともいう。午前3時過ぎに北アナトリア断層帯(→断層)の最北端で発生。震源はイズミットの南東約 11kmで,マグニチュード(M)は 7.4。最初のゆれは 1分弱続いた。その後 8月19日に,最初の震源の約 80km西で中規模の余震が 2回発生した。死者は 1万7000人をこえ,建物の倒壊や激しい損壊によって約 50万人が家を失った。ギョルジュクのトルコ海軍司令部やイズミットのテュプラシュの製油所も大きな被害を受けた。犠牲者が多かったのはギョルジュク,デリンジェ,ダルジャ,サカルヤ(アダパザル)などで,およそ 100km離れたイスタンブールでも数百人が死亡するなど,被害は広範囲に及んだ。

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