アダパザル(読み)あだぱざる(その他表記)Adapazari

日本大百科全書(ニッポニカ) 「アダパザル」の意味・わかりやすい解説

アダパザル
あだぱざる
Adapazari

トルコの小アジア半島北西部にある都市。サカリヤ県の県都。別名サカリヤSakarya。トルコ第二の長流サカルヤ川の下流に臨む。人口30万3989(2000)。イスタンブールの東140キロメートルに位置し、鉄道、道路交通の要衝で、付近で産するタバコトウモロコシテンサイヒマワリ果実などを集散する。古くから絹、麻、金属工業などが発達するが、近年は近代工場の進出もみられる。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アダパザル」の意味・わかりやすい解説

アダパザル
Adapazarı

トルコ北西部の都市。サカルヤ県の県都。サカルヤ川西岸の肥沃平野を控えた農工業の中心地。イスタンブールに通じる古代街道に沿っている。ビザンチン帝国のユスチニアヌス1世治世下に造られた橋が残っている。小麦,タバコ,果物,野菜をイスタンブールの市場に出荷している。主要な産業精糖絹織物。人口 17万 1225 (1990) 。

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