コットレル雰囲気(読み)コットレルふんいき

最新 地学事典 「コットレル雰囲気」の解説

コットレルふんいき
コットレル雰囲気

Cottrell atmosphere

固溶体結晶不純物を含んだ結晶において,格子欠陥一種である転位のまわりに生じる元素の不均一分布をいう。転位の近傍には,弾性変形した境域が現れる。刃状転位では,転位の上下圧縮や伸張場が形成され,サイズの違う原子の不均一な分布が形成される。例えば,サイズの小さな原子が圧縮場に濃集する。また,らせん転位の場合には,剛性率の異なる原子の不均一分布が形成される。コットレル雰囲気が形成されると,転位の移動が,濃集した元素の拡散速度によって影響されることがある。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 北村

《モスクワに遠征したナポレオンが、冬の寒さと雪が原因で敗れたところから》冬の厳しい寒さをいう語。また、寒くて厳しい冬のこと。「冬将軍の訪れ」《季 冬》...

冬将軍の用語解説を読む