日本歴史地名大系 「コナベ古墳」の解説 コナベ古墳こなべこふん 奈良県:奈良市佐保・佐紀地区法華寺村コナベ古墳[現在地名]奈良市法華寺町ウワナベ古墳の西方にあり、墳丘の主軸をほぼ平行させて前方部を南に向けている。かつて元正天皇陵に擬されたこともあったが、明治一八年(一八八五)陵墓参考地に指定された。墳丘の全長二〇三・五メートル、後円部径一二六・五メートル、高さ二〇メートル、前方部幅一二九メートル、高さ一七・五メートルでウワナベ古墳よりやや小さい。三段に築成され、外部施設として葺石・円筒埴輪が使用されている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報