20世紀西洋人名事典 「コリンマッキネス」の解説
コリン マッキネス
Colin MacIness
1914 -
英国の小説家。
オーストラリア生まれ。
第二次大戦中に諜報部軍曹として従軍。除隊後、BBCの放送作家、ジャーナリストを経て、戦争体験をもとに「戦利品は勝利者に」(1950年)でデビュー。「黒人の街」(’57年)、「まったくの初心者」(’59年)、「ラブ氏とジャスティス氏」(’60年)、「一日土曜日」(’66年)などはドキュメンタリーの手法を生かした長編で、ロンドンの非行少年、売春婦とそのひも、犯罪者、黒人など社会の底辺に生きる人々を描いている。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報