コリン・M.ターンブル(その他表記)Colin M. Turnbull

20世紀西洋人名事典 「コリン・M.ターンブル」の解説

コリン・M. ターンブル
Colin M. Turnbull


1924 - 1994.7.28
社会人類学者。
ジョージ・ワシントン大学教授。
英国出身。
オックスフォード大学インド哲学を学ぶが、インドでの宗教哲学を研究しての帰路コンゴに立ち寄りピグミー研究に転向。帰国後エヴァンズ・プリチャードニーダム等のもとで社会人類学を学び、アフリカを調査、ムブティ・ピグミー研究の第一人者となる。客観的な学問的記述の枠をこえて独自の文学的世界を築き著書「ブリンジ・ヌガグ」(1972年)は舞台上演され成功、他に「森の民」(’61年)、「アフリカの部族生活」(’66年)等がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android