コレニア(その他表記)collenia

デジタル大辞泉 「コレニア」の意味・読み・例文・類語

コレニア(collenia)

ストロマトライト一種北アメリカ中国などの先カンブリア時代地層から産出する。断面は同心円状。建築物石材としてコレニア石灰岩が使われる。

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精選版 日本国語大辞典 「コレニア」の意味・読み・例文・類語

コレニア

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] collenia ) 渦巻石灰岩中にある原生代化石。石灰藻起源とされるもので、径一メートル以内の大きさで、群体となって礁を形成する。北アメリカ西部、中国、朝鮮オーストラリアなどに産する。

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改訂新版 世界大百科事典 「コレニア」の意味・わかりやすい解説

コレニア
Collenia

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百科事典マイペディア 「コレニア」の意味・わかりやすい解説

コレニア

ストロマトライト

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世界大百科事典(旧版)内のコレニアの言及

【ストロマトライト】より

…中生代以前のストロマトライトでは,続成作用により藻類化石が分解破壊されてしまっているのが普通で,また非生物起源で形態が似る構造(例えば鍾乳石)もあるため,古い地質時代のストロマトライトの認定には,産出層をはじめ周囲の地質調査が必要である。かつてクリプトゾーンCryptozoonやコレニアColleniaをはじめとして多くの化石としての学名が与えられてきたが,その性格からいって学名の適用はさけるべきである。 ストロマトライトの形態の多様性は,環境の差が一義的に支配すると考えられている。…

※「コレニア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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