東南アフリカのモザンビーク、タンザニアに産するツヅラフジ科(APG分類:ツヅラフジ科)のつる性植物ヤテオルヒザ・コロンバJateorhiza columbaの根を横切し乾燥したもので、単にコロンボともいう。厚さ5~20ミリメートル、径3~8センチメートルの円盤状の切片で、両切面は淡黄色を呈し、強い特異なにおいがあり、味は苦い。カルンバミン、ヤテオリジン、パルマチンなどのアルカロイドを2~3%、ほかに非アルカロイドの苦味成分コルンビンなどを含む。苦味健胃剤、整腸剤で、胃腸炎、消化不良、下痢に用いる。日本薬局方にはコロンボとコロンボ末が収載されている。日本では古くからオウレンを代用品として使用した。
[幸保文治 2019年9月17日]
機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...