コンスタンチヌス6世(読み)コンスタンチヌスろくせい(その他表記)Constantinus VI

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「コンスタンチヌス6世」の意味・わかりやすい解説

コンスタンチヌス6世
コンスタンチヌスろくせい
Constantinus VI

[生]770
[没]797
ビザンチン皇帝 (在位 780~797) 。父レオ4世の死後,母イレネ摂政下 10歳で即位。 787年 10月 23日第2ニカイア公会議の最終会議で聖像崇拝を認めることを決議した。成長するに従い摂政の母と反目,みずからの再婚問題で軍と教会勢力の支持を失い,母の命令により両眼をえぐられて退位

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android