デジタル大辞泉 「コンピューターアート」の意味・読み・例文・類語 コンピューター‐アート(computer art) コンピューターのもつ機能を映像・音響・運動制御などに用いて表現する芸術。→テクノロジーアート 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「コンピューターアート」の意味・わかりやすい解説 コンピューターアートcomputer art コンピューターグラフィックスの一分野で,コンピューターの情報処理能力を利用した,絵画,彫刻,映画,ビデオなどの芸術表現をいう。1950年代に汎用のコンピューターが登場して以来,コンピューターによる作曲の実験や,CRT(ブラウン管)ディスプレーや,XYプロッターによる図像表現が試みられてきた。60年代には,抽象図形や,具象図形の線画による作品が作られ,またCRTディスプレーを用いたコンピューター映画が作られた。70年代以降,情報処理能力の向上により,具象画の合成が可能になった。なお各種のエレクトロニクス機器のコンピューター化は,電子音楽やビデオアートの分野にも貢献している。執筆者:山口 勝弘 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by