普及版 字通 「ゴウ・おろか・おごる」の読み・字形・画数・意味
18画
[字訓] おろか・おごる
[説文解字]
[字形] 形声
声符は敖(ごう)。敖に倨傲の意がある。〔説文〕三上に「人の言を省みざるなり」(段注本)とあり、と声義が近い。人の語を聴かず、妄語することをいう。
[訓義]
1. ききいれない。ききいれないで、いいたてる。
2. 大声でいう、大声でそしる、やかましい。
3. おろか、おろかな人。
4. おごる、たわむれる、大げさ。
5. 嗷と通じ、かなしみなげく。
[古辞書の訓]
〔立〕 コトオホシ・コトバ
[語系]
・敖・傲・ngは同声。敖に傲慢の意があり、または〔説文〕十下に「(あなど)るなり」とみえる。大声でののしるような意をもつ語である。
[熟語]
悍▶・乎▶・▶・醜▶・然▶
[下接語]
・暴
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報