百科事典マイペディア 「サイイド・クトゥブ」の意味・わかりやすい解説
サイイド・クトゥブ
→関連項目イブン・タイミーヤ
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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…しかしこの間,49年ハサン・アルバンナーを継いで団長となったハサン・イスマーイール・アルフダイビーのもとで,指導部に分裂が進行した。ムハンマド・アルガッザーリーMuḥammad al‐Ghazzalīやサイイド・クトゥブSayyid Quṭb(1906‐66)らの著作活動はむしろこの時期の理論的統一の希求を示す。同胞団と密接な関係にあったサーダートらを擁する自由将校団は,権力掌握直後は微妙な対同胞団政策をとったが,54年1月解散令を発し,同年10月ナーセル狙撃事件を機に弾圧に踏み切り,これを解体した。…
※「サイイド・クトゥブ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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