改訂新版 世界大百科事典 「サスカチェワン川」の意味・わかりやすい解説 サスカチェワン[川]Saskatchewan River カナダ中部の川。上流部のサウス・サスカチェワン,ノース・サスカチェワン川はそれぞれカナディアン・ロッキー山脈中に発し,アルバータ,サスカチェワン両州のプレーリー台地を東流,プリンス・アルバート東方で合流し,さらに東流してマニトバ州のウィニペグ湖に注ぐ。この間の最大の長さ(ノース・サスカチェワン川源流から)は1940km。古くは毛皮交易に利用されたが,現在は水力発電,灌漑に利用されている。中・下流域は豊かな小麦地帯となっている。執筆者:正井 泰夫 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「サスカチェワン川」の意味・わかりやすい解説 サスカチェワン川さすかちぇわんがわSaskatchewan River カナダ中部の川。北サスカチェワン川、南サスカチェワン川がともにロッキー山脈中に源を発し、サスカチェワン州のプリンス・アルバートの東で合流してサスカチェワン川となり、ウィニペグ湖に注ぐ。合流点から河口まで全長594キロメートル。南サスカチェワン川の支流ボウ川まで含めると全長1940キロメートル。ウィニペグ湖より下流はネルソン川となり、ハドソン湾に注ぐ。1690年、ヘンリー・ケルジーが初めて探検した。[大竹一彦] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by