さそう

精選版 日本国語大辞典 「さそう」の意味・読み・例文・類語

さ‐そう‥さう

  1. 〘 感動詞 〙 ( 「さそうろう」の変化した語 )
  2. 幼児が、別れる時の挨拶(あいさつ)に、手をさし出していうことば。さようなら。
    1. [初出の実例]「無念ながらも嬉しかりけり みどり子が我にだかれつささうして」(出典:俳諧・新増犬筑波集(1643)油糟)
  3. 幼児が、礼を述べたり、愛情を表現するときのことば。ありがとう。
    1. [初出の実例]「ほのほのと笑ひ出せるゑみのかほにはままくわふ。ちちのまふ、さそうさそうのわらんべもひざのほとりにたわぶれ」(出典:評判記・役者評判蚰蜒(1674)藤田小平次)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「さそう」の読み・字形・画数・意味

【紗】さそう(さう)

うすぎぬを張った窓。唐・李白〔宮中行楽詞、八首、五〕詩 (しうこ)、香風かに 紗色(しよしよく)新たなり

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草】さそう

はますげ

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【瑣】さそう

せぎす。

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【紗】さそう

紗の窓。

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