サミュエルアレクサンダー(その他表記)Samuel Alexander

20世紀西洋人名事典 の解説

サミュエル アレクサンダー
Samuel Alexander


1859 - 1938
英国実在論的哲学者。
元・マンチェスター大学教授。
シドニー生まれ。
古典・哲学・数学を学び、グリーン、ブラッドリなどの影響下に一種の汎神論的進化論を形成し、これにアインシュタインミンコフスキー相対性理論を結合して、独自の形而上学世界観を築いた。実在の根元は4次元的連続体である時空観、特に時間であり、世界はこれを母胎として、偶発物が生成進化する過程であると考えた。主著に「空間・時間・神性」(’20年)などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む