20世紀西洋人名事典 「サムエルオッペンハイム」の解説
サムエル オッペンハイム
Samuel Oppenheim
1857 - 1928
オーストリアの天文学者。
元・ウィーン大学教授。
1880年ウィーン大学で教育ディプロマをとり、教師となったのち、Ph.Dをとる。ウィーン大学天文台の助手を経て、1889年講師となる。その後、中等学校の教師として生計をたてるかたわら、天文台の仕事をする。1902年カルレ大学助教授となる。’11年からウィーン大学教授。’17年以来「数理科学百科全書」の天文学編集者をつとめる。理論天文学の分野において価値ある論文を発表。多数の彗星や小惑星の軌道を計算した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報