20世紀西洋人名事典 「サメドヴルグン」の解説
サメド ヴルグン
Samed Vurgun
1906 - 1956
アゼルバイジャンの詩人,劇作家。
アゼルバイジャン出身。
民間伝承の影響を強く受け、詩作活動に入る。デビュー作品「青き湖」は「若い労働者」誌に掲載され、「誓い」(’1930年)、「心の本」(’38年)などの詩集は祖国と人民を主題とし、社会主義、民族の交友団結が謳歌されている。「ヴァギフ」(’38年)、「ファルハドとシリーン」(’41年)の戯曲はスターリン賞を受賞した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報