サラザル体制(その他表記)Salazarismo

山川 世界史小辞典 改訂新版 「サラザル体制」の解説

サラザル体制(サラザルたいせい)
Salazarismo

ポルトガルにおける全体主義的体制。「新国家体制」とも呼ばれる。1926年からの軍部独裁政権に蔵相として招かれたサラザルは財政の建て直しに成功して実権を握り,32年に首相となる。33年には憲法を公布してみずからに権力を集中させ,国民同盟という単一政党による一党独裁を実現した。検閲制度や政治警察を使って反体制運動を弾圧,アフリカ植民地体制の維持をめざした。第二次世界大戦後も冷戦構造のなかで存続したが,1974年革命で崩壊した。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

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