砂丘、砂漠、海浜などを走るための特殊自動車。デューン(砂丘)バギーdune buggyともいう。1960年代にアメリカで、主としてフォルクスワーゲン・ビートルを改造してつくられ流行した。バギーの名称はビートルの愛称バグbugにちなむ。砂地にはまり込まないように車体を徹底的に軽量化してあり、同じ理由で幅広い荒れ地専用の低圧タイヤを装着する。砂丘や砂漠で行われるラリーレイドのダカール・ラリー(アフリカ)やバハ500(メキシコ)にはバギークラスが設けられ、専用設計の車両も登場する。
一方、オートバイを四輪化した形態の車両もバギーとよばれ、砂地だけでなく牧場などの不整地でも使用される。
[高島鎮雄]
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