サーマッラーの大モスク(読み)サーマッラーのだいモスク(その他表記)Great Mosque of Sāmarrā

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サーマッラーの大モスク」の意味・わかりやすい解説

サーマッラーの大モスク
サーマッラーのだいモスク
Great Mosque of Sāmarrā

846~852年にアッバース朝カリフ,ムタワッキルによりイラクサーマッラーに建設された大モスク。中庭を囲んでキブラ側に礼拝室,残り三方回廊がめぐる列柱式に設計されている。周壁横幅約 156m,奥行約 240m,ピア合計は 464本に達する。中軸線上,周壁外に建つミナレット螺旋形で高さ約 53m。現存するのは周壁とミナレットのみである。 2007年世界遺産文化遺産に登録。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

パソコンやサーバーに侵入して機密文書や顧客情報のデータを暗号化して使えない状態にし、復元と引き換えに金銭を要求するコンピューターウイルス。英語で身代金を意味する「ランサム」と「ソフトウエア」から名付...

ランサムウエアの用語解説を読む