ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シェールンイェルム」の意味・わかりやすい解説
シェールンイェルム
Stiernhielm, Georg Olofson
[没]1672.4.22. ストックホルム
スウェーデンの詩人,学者。寓意詩『ヘラクレス』 Hercules (1647頃執筆,58刊) ,詩集『スウェーデンの詩神』 Musae Suethizantes (68) などで,スウェーデン詩の父と称される。鉱山業者の子に生れ,ウプサラ大学に学び,美術,科学,言語学,歴史,数学などにも関心が深かった。ドイツ,フランス,オランダ,イタリアなどに遊学し,1626年帰国,教師を経てバルト沿岸のスウェーデン領ドルパットの役人となり 31年貴族に叙せられた。 56年侵入したロシア軍を避けてストックホルムに移り,61年軍事評議官,67年古代文化学院院長に任じられた。
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