ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シェーンブルン宮殿庭園」の意味・わかりやすい解説 シェーンブルン宮殿庭園シェーンブルンきゅうでんていえんGarten Schönbrunn 1753~75年にオーストリア,ウィーンのシェーンブルン宮殿に付設してつくられたフランス式幾何学庭園。設計者は A.ステックホーベンと J.ホーエンベルク。規模においてベルサイユ宮庭園に迫るものであり,技巧においても一連の装飾花壇やテラス,大刈込み,大噴水池など,先例になぞらえる部分が多い。宮殿から徐々に上る緩斜面上に庭園を展開させ,丘の頂部に空を背景にした古代風建造物を浮かび上がらせている。 1996年宮殿とともに世界遺産の文化遺産に登録。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by