シクロプロペノン

化学辞典 第2版 「シクロプロペノン」の解説

シクロプロペノン
シクロプロペノン
cyclopropenone

2-cyclopropene-1-one.C3H2O(54.05).1,2,3,3-テトラクロロシクロプロペンから合成される.無色液体融点-29~-28 ℃,沸点30 ℃(60 Pa).融点以下では数週間安定であるが,室温では容易に重合する.双極子モーメント4.39 D.UVλmax 276 nm(ε 31).1H NMR(CDCl3)δ 9.18.ヒュッケル則から期待される芳香族性寄与は小さいとされている.種々のアリールおよびアルキル置換体が合成されている.1,2-ジフェニルプロペノン(融点121 ℃)は安定である.[CAS 2961-80-0]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む