シグナス

デジタル大辞泉 「シグナス」の意味・読み・例文・類語

シグナス(Cygnus)

米国オービタルサイエンシズ社が開発した、国際宇宙ステーションISS)への物資輸送を目的とする無人宇宙船。NASA(米航空宇宙局)が、退役したスペースシャトルに代わる商業貨物輸送機の開発を民間企業に委託。2013年、同社が開発した中型ロケットアンタレスにより打ち上げられ、国際宇宙ステーションへのドッキングに初成功した。

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共同通信ニュース用語解説 「シグナス」の解説

シグナス

米国の衛星打ち上げ会社オービタル・サイエンシズが、国際宇宙ステーションに物資を運ぶために開発した無人補給機。オバマ政権が進める民間による宇宙開発一翼を担う。宇宙ステーションへの補給機としては宇宙ベンチャー・スペースXドラゴン宇宙船もあるが、ドラゴンが地球に帰還するタイプであるのに対し、シグナスはステーションから分離後に大気圏に突入して燃え尽きる使い捨て型。

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デジタル大辞泉プラス 「シグナス」の解説

シグナス〔オートバイ〕

ヤマハ発動機製造・販売したスクータータイプのオートバイのシリーズ。主に台湾中国で生産され、100、125、150、170ccなど、排気量が異なる様々な派生車種がある。

シグナス〔施設〕

石川県河北郡津幡町にある文化施設、津幡町文化会館愛称。「はくちょう座」を意味する。同街の町の鳥が白鳥であることにちなむ。

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