20世紀西洋人名事典 「シグマンドロンバーグ」の解説
シグマンド ロンバーグ
Sigmund Romberg
1887.7.29.(6.29.説あり) - 1951.11.9.(10.10.説あり)
米国のポピュラー作曲家。
ナジカニジャ(ハンガリー)生まれ。
ミュージカル初期の代表的作曲家。ウィーンで音楽を学び、1909年渡米。レストランのピアノ奏者、小劇団の指揮者として無名時代を過ごし、’14年「世界の動乱」でデビュー。その後優雅でロマンチックな作風で、「学生王子」(’24年)、「砂漠の歌」(’26年)、「ニュー・ムーン」(’28年)など遺作の「ピンク・タイツの女」(’54年)までに50本近い作品を手がけ多くの作品が大ヒットした。’54年彼の伝記映画「我が心に君深く」が製作された。他の作品に「五月の頃」(’17年)、「花咲く頃」(’21年)、「セントラル・パーク」(’45年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報