シ・サイ・リ・つらなる・あみ

普及版 字通 の解説


25画

[字音] シ・サイ・リ
[字訓] つらなる・あみ

[説文解字]

[字形] 形声
声符は麗(れい・り)。麗に灑(さい)・(し)の声がある。〔説文十三上に「冠なり」とあり、髪を包む細長い帛(きれ)をいう。ものの長く連なることを(しい)という。細かい網のときは網(さいもう)、冠の纓(ひも)のときには(り)の音でよむ。

[訓義]
1. つらなる、つづく、たれる、ながいきれ。
2. かみづつみ、かみをつつむくろいきれ、かみをつつむあらいおりめのきれ。
3. あみ、さであみ。
4. かんむりのひも。字はまたに作る。

[古辞書の訓]
名義抄 ガムツツミル/颯 ―トシナブ 〔字鏡集 クルマカザル・カフリノキヌ・シナフ・トヒカカル・ツラヌ・ハネタレタリ

[熟語]

[下接語]
・漆・舟・繊・風・諷・離・連

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む