普及版 字通 の解説
25画
[字訓] つらなる・あみ
[説文解字]
[字形] 形声
声符は麗(れい・り)。麗に灑(さい)・(し)の声がある。〔説文〕十三上に「冠なり」とあり、髪を包む細長い帛(きれ)をいう。ものの長く連なることを(しい)という。細かい網のときは網(さいもう)、冠の纓(ひも)のときには(り)の音でよむ。
[訓義]
1. つらなる、つづく、たれる、ながいきれ。
2. かみづつみ、かみをつつむくろいきれ、かみをつつむあらいおりめのきれ。
3. あみ、さであみ。
4. かんむりのひも。字はまたに作る。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 ガムツツミル/颯 ―トシナブ 〔字鏡集〕 クルマカザル・カフリノキヌ・シナフ・トヒカカル・ツラヌ・ハネタレタリ
[熟語]
網▶・▶・▶・乎▶・▶・舟▶・属▶・韜▶・連▶・聯▶
[下接語]
緇・漆・舟・繊・風・諷・・・離・連
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報