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しもつかれ シモツカレ

デジタル大辞泉の解説

しもつかれ

大根おろしに酒粕(さけかす)、煎り大豆、塩鮭の頭、細かく切った野菜などを加えて煮た料理。栃木県などの郷土料理で、古くは大根おろしと煎り大豆に酢をかけてつくった。初午(はつうま)の日に稲荷神社に供える。すむつかり。すむずかり。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

しもつかれ

鬼おろしなどでざっくりとおろした大根とニンジンに、塩ジャケの頭と煎った大豆や油アゲを加え、酒かすで煮込む。「下野」の国で初午の時に各家庭で食べる習わしのため、家訓を表す「家令(かれい)」がついて名がついたとする説や、煎り豆に酢をかけて食べた「酢むつかり」が、天台宗の寺院の広がりとともに伝えられたなど、名の由来には各説ある。2007年には、農林水産省が行った「農山漁村の郷土料理百選」の栃木県の一品に選ばれている。

(2011-02-08 朝日新聞 朝刊 栃木全県 1地方)

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大辞林 第三版の解説

しもつかれ

酢憤すむずかりが元になった、栃木県の郷土料理。塩ザケの頭を細かくし水煮したものに、おろし大根・いり大豆・油揚げ・ニンジンを加え、酒粕・醬油・酢などで調味したもの。 → すむずかり

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日本の郷土料理がわかる辞典の解説

しもつかれ


栃木を中心とした北関東の郷土料理で、(正月料理残りの)塩鮭の頭、(節分にまいた残りの)いり大豆、粗くおろした大根とにんじん油揚げ、酒かすなどを、酢・砂糖・しょうゆなどで味つけして煮込んだもの。2月の初午に作り、赤飯とともに稲荷神社に供える行事食。◇「すむつかり」「すみつかれ」「しみつかり」ともいう。

出典|講談社日本の郷土料理がわかる辞典について | 情報

世界大百科事典内のしもつかれの言及

【郷土料理】より

…岩手県の大槌川,津軽石川のサケで作るものがよいとされる。
【関東地方】
しもつかれ関東北部に分布するもので,〈しもつかり〉〈すみつかり〉〈すみつかれ〉などともいうが,いずれも〈すむつかり〉からなまった言葉である。いった大豆を塩ザケのあらやニンジンの刻んだもの,酒かすなどとともに,鬼おろしと呼ぶ道具であらい粒状におろしたダイコンと合わせ,しょうゆまたは酢じょうゆに砂糖を加えたもので煮る。…

※「しもつかれ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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