シャラフ・ハーン(その他表記)Sharaf Khān Bidlīsī

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シャラフ・ハーン」の意味・わかりやすい解説

シャラフ・ハーン
Sharaf Khān Bidlīsī

[生]1543. クム近郊
[没]?
イランサファビー朝期のクルド系政治家,歴史家。アルメニアのビドリス侯の家系出身。父の代にクムの近くに移住した。サファビー朝のタハマースプ1世およびイスマーイール2世に仕え,シールバーン,クルディスターン,ナヒチェバーンの総督歴任。 1578年オスマン・トルコに加担し,ムラト3世からビドリスの返却を受けた。その著"Sharaf-nāme" (1596) はクルド人の歴史。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む