20世紀西洋人名事典 「シャルルゲラン」の解説
シャルル ゲラン
Charles Guérin
1873 - 1907
フランスの詩人。
リュネビル生まれ。
初めは自由詩的傾向であったがエレディアの影響で伝統詩形になる。初期にはロダンバックに傾倒し、1894年「ロダンバック論」を著わす。その後後期象徴派の詩人と交わり、敬虔な宗教的感情と肉欲の苦痛を歌う、新鮮な叙情性を持つカトリック詩人。作品は「孤独の心」(1898年)、「灰をまく人」(1901年)、「内部の人」(’05年)。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報