20世紀西洋人名事典 の解説
シャルル・ルイ・アルフォンス ラヴラン
Charles Lois Alphonse Laveran
1845.6.18 - 1922.5.18
フランスの医師。
元・エコール・ドー・ヴァル・デ・グラース教授。
パリ生まれ。
大学卒業後、陸軍の外科医となり、1870〜1871年メッツに駐在。1874年エコール・ド・ヴァル・デ・グラースの軍陣医学教授。1878〜1883年アルジェリアに駐在し、現地でマラリアを研究中、1880年病原体を発見し、原生動物のマラリア原虫であることを発表。1884〜1894年ヴァル・デ・グラース軍陣衛生学教授。1896年パストゥール研究所に入る。1907年ノーベル医学生理学賞を受賞。この賞金で同研究所に熱帯医学研究室を開設。’08年外来性病理学協会を設立し、’20年まで会長を務める。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報